泌尿器科|糸島武内クリニック|糸島市南風台の泌尿器科・皮膚科・内科・美容皮膚科

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泌尿器科

泌尿器科|糸島武内クリニック|糸島市南風台の泌尿器科・皮膚科・内科・美容皮膚科

当クリニックは、泌尿器科専門医が常駐するクリニックとして開業しました。泌尿器科は、尿の通り道(腎臓、尿管、膀胱、前立腺等)すべてを診察します。また、当科は、老若男女問わずに診療を行います。

具体的には、前立腺がん・腎がん・膀胱がん・精巣がんなどの泌尿器がんをはじめ、尿失禁や頻尿、排尿痛などのおしっこに関するお悩み、腰背部の痛みが主な症状として現れる尿路結石、さらには子どもの真性包茎、夜尿症、ED(勃起不全)、男性不妊症、男性更年期障害(LOH症候群)のほか、性病などの疾患にも対応します。お気軽にご相談ください。
また健康診断にて尿の異常を指摘された場合でもお気軽にご相談ください。

泌尿器3大悪性腫瘍

前立腺がん

前立腺に発生するがんのことです。本邦では近年急増傾向にあり、遠くない未来に男性では肺癌を抜いて1位の罹患者数になると予測されています。早期がんでは症状がないことが多く、進行がんになってから初めて排尿困難や排尿時痛、血尿、残尿感などがみられます。さらに骨、リンパ節に転移することが多いとされているため、転移に伴う痛み、下半身の浮腫・麻痺といった症状が現れることもあります。

他の悪性腫瘍にも言えることですが、前立腺がんも早期発見が重要です。まずは採血にてPSA(前立腺特異抗原)検査を行い、4ng/mLを超えていた場合には直腸診や超音波検査等を追加し、やはり前立腺がんが疑わしいとなった場合は確定診断として、経直腸的超音波ガイド下前立腺生検を行います。

経験豊富な泌尿器科がん専門医の在籍する糸島武内クリニックは、局所麻酔下での痛みの少ない日帰り前立腺生検が可能な福岡県内でも数少ない施設です。

治療に関しては、現在保険治療内でも様々なオプションが用意されており、がんの進行度によって異なります。患者様各々がどの治療法が最も良いかを丁寧に長い時間かけて説明してまいります。当院のみで治療が完結できる場合もあります。お気軽にご相談ください。

 

膀胱がん

膀胱に発生するがんです。痛みを伴わない血尿(無症候性肉眼的血尿と呼ばれます)が、ます最初の症状として現れることが多いとされています。このほか、頻尿や排尿時の痛みなどもみられることがあります。さらに病状が進行すると排尿困難も出ることがあります。

膀胱がんが疑われる場合、尿細胞診、超音波検査、膀胱鏡検査などを行います。

また痛みを伴わない血尿が出た場合は、膀胱鏡検査が必要となる場合がありますが、糸島武内クリニックではオリンパス社製の細径ファイバー軟性膀胱鏡を導入しておりますので、より痛みの少ない検査が可能です。当院ではCT・エコー・軟性膀胱鏡等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。治療はまず確定診断を兼ねて、経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)という侵襲が少ない手術が必要となります。侵襲が少ないとは言え、手術療法にはなりますので、患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。

 

腎がん

腎臓に発生するがんです。一般的に腎細胞がんとも呼ばれ、腎実質(腎臓の外側)の細胞ががん化して発症します。腎臓の内側の腎盂の細胞もがん化することもあるのですが、この場合は腎盂がんといって腎がんとは異なる病態(むしろ膀胱がんに近いとされています)となります。発症初期はほとんどなく、現在は健康診断などで偶然がんが発見されることが多いです。腎臓がんが疑われる場合、血液検査、画像検査(CT、腹部超音波検査)などで精密検査を行います。当院ではCT・エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。治療は、基本的には手術療法が行われますので、患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。

血尿・尿潜血

尿に血が混じっていることを「血尿」といいますが、血尿といっても、目に見えない血尿(顕微鏡的血尿と呼ばれます)では、病気ではないことがほとんどです。しかし、なかには癌や腎炎などの早急な治療が必要な病気の兆候であることがあります。目に見えて赤い尿(肉眼的血尿と呼ばれます)の場合には、何かしらの病気である可能性が高くなりますので、早急に泌尿器科の受診が必要となります。
血尿・尿潜血の検査はまずは検尿、超音波検査を行います。ほかに、レントゲン検査、尿細胞診検査、血液検査、CT検査などを状況に応じて行います。膀胱に病気が疑われるときは膀胱鏡検査が必要となる場合がありますが、糸島武内クリニックではオリンパス社製の細径ファイバー軟性膀胱鏡を導入しておりますので、より痛みの少ない検査が可能です。当院ではCT・エコー・軟性膀胱鏡等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。

尿路結石症

尿路結石症は泌尿器科疾患で最も頻度が高い疾患です。主な症状は、痛みを伴う血尿(症候性肉眼的血尿と呼ばれます)、頻尿、排尿痛、残尿感といったもので、虫垂炎のような下腹部痛が現れることがあり鑑別に窮する場合もあります。
CT検査が最も信頼できる検査とされており、他疾患との鑑別にも非常に有用です。当院ではCT・エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。
自然排石が期待できない場合には治療を必要とする場合もあり、治療は、手術療法が行われますので、患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。

膀胱炎・腎盂腎炎

膀胱に何らかの原因で細菌感染を起こし、炎症が起きている状態を膀胱炎、膀胱の最近感染が腎臓まで波及した状態と腎盂腎炎と言います。主な症状は、頻尿、排尿痛、尿の濁りで、下腹部痛や残尿感を伴うことがほとんどです。なお膀胱炎だけでは発熱はみられませんが、腎盂腎炎の場合は38度以上の高熱、腰背部痛が見られます。
診断を行う際は検尿を行い、尿中の白血球の数や細菌を調べることで診断をします。ほとんどの場合が抗生剤投与で完治しますので、お気軽にご相談ください。

頻尿・尿もれ(女性)

過活動膀胱

過活動膀胱は、尿意切迫感と尿漏れ、頻尿といった症状が現れるのが特徴です。原因は、脳血管障害や脊髄損傷など神経系の病気によって起こる神経因性膀胱(下記に詳細を記載しております)などによるもののほか、加齢やストレス、女性であれば閉経による女性ホルモンの減少や骨盤臓器が下がってくることよる膀胱の変形で発症することもあります。診断は、腹部超音波検査や検尿などで行います。

治療は、原因となる疾患がある場合は、その治療が優先されます。また過活動膀胱の治療は、薬物療法を行います。なおこれらの薬物療法で十分な効果が得られない場合は、ボトックス膀胱壁内注入療法(保険治療)も行われることがあります。ボトックス膀胱壁内注入療法は当院でも行っております。お気軽にご相談ください。

 

腹圧性尿失禁

お腹に力は入った時(特に重い荷物を持った時やくしゃみ時等)に尿が漏れてしまう状態を腹圧性尿失禁と言います。これは女性に多く見られ、主に加齢や出産によって、尿道を締める筋肉である骨盤底筋群が弱まり、尿道や膀胱が下垂することで発症すると言われています。診断は、腹部超音波検査や検尿などで行います。

治療は、基本薬物療法を行いますが、それでも尚効果が不十分な時は手術療法が必要となる場合もあります。その時は患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。また過活動膀胱を伴う尿失禁に場合にはボトックス膀胱壁内注入療法(保険治療)も有効なことがあります。ボトックス膀胱壁内注入療法は当院でも行っております。お気軽にご相談ください。

 

神経因性膀胱

神経障害が原因で排尿障害をきたす疾患です。 パーキンソン病などの神経疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、骨盤内手術後、糖尿病などが主な原因となります。治療は薬物治療や尿道カテーテル、自己導尿などで治療します。 当院では自己導尿や尿道カテーテルにも対応しております。

頻尿・尿もれ(男性)

前立腺肥大症

前立腺は膀胱の出口で尿道を取り囲むように存在する男性特有の臓器です。この前立腺が大きくなることで様々な症状が起きる状態を前立腺肥大症といいます。加齢が原因としては最も疑わしいとされておりますが、正直はっきりとした原因はまだ解明されていません(加齢とともに減少する性ホルモンがなんらかの影響を及ぼしていることは確かなようです)。主な症状は排尿困難、頻尿(夜間頻尿)、尿意切迫感、残尿感、尿漏れといったものが挙げられます。進行すると腎臓に影響を及ぼしますので、早めの治療が望ましいです。

診断は、尿流量測定検査、腹部超音波検査や前立腺の触診です。前立腺がんの初期症状としても前立腺肥大症と同じような症状が出る場合がありますので、前立腺がんの除外のために血液検査でPSA(前立腺特異抗原)も測定します。当院では尿流量測定機器、エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。治療の基本は薬物療法ですが、薬物療法では症状改善が乏しい場合は、手術療法が行われますので、患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。

 

過活動膀胱

過活動膀胱は、尿意切迫感と尿漏れ、頻尿といった症状が現れるのが特徴です。原因は、脳血管障害や脊髄損傷など神経系の病気によって起こる神経因性膀胱(下記に詳細を記載しております)などによるもののほか、加齢やストレス、女性であれば閉経による女性ホルモンの減少や骨盤臓器が下がってくることよる膀胱の変形で発症することもあります。診断は、腹部超音波検査や検尿などで行います。

治療は、原因となる疾患がある場合は、その治療が優先されます。また過活動膀胱の治療は、薬物療法を行います。なおこれらの薬物療法で十分な効果が得られない場合は、ボトックス膀胱壁内注入療法(保険治療)も行われることがあります。ボトックス膀胱壁内注入療法は当院でも行っております。お気軽にご相談ください。

 

神経因性膀胱

神経障害が原因で排尿障害をきたす疾患です。 パーキンソン病などの神経疾患、脳出血や脳梗塞などの脳血管障害、骨盤内手術後、糖尿病などが主な原因となります。治療は薬物治療や尿道カテーテル、自己導尿などで治療します。

当院では自己導尿や尿道カテーテルにも対応しております。

性感染症(STD)

性感染症とは、性的な行為によって感染する病気の総称です。性的な行為には、性交だけでなく、オーラルセックスなどの広い範囲の性行為(粘膜接触)を含みます。性病の多くは、血液や精液、腟分泌液などの体液によって感染していきます。

代表的な性感染症は、淋病、クラミジア感染症、梅毒などです。特に梅毒は最近になり、また患者数が増加してきているとの報告もあり、注意が必要です。

診断は男性の場合は採取尿によるPCR検査(淋病、クラミジア感染症)、採血(梅毒)、女性の場合は膣分泌液によるPCR検査(淋病、クラミジア感染症)、採血(梅毒)になります。治療はいずれの性感染症もまずは薬物療法となりますが、淋菌の場合は抗生剤点滴が必要となる場合があります。また、以前は長い治療期間が必要であった梅毒の場合も注射剤単回投与による完治も期待できる時代になりました。お気軽にご相談ください。いずれも治療も保険治療ですので、ご安心ください。

慢性前立腺炎

慢性前立腺炎という疾患はあまり耳なれない疾患かもしれませんが、この病気に悩んでいる人はかなり多く、50歳以上の男性の罹患率は約8%に上るとの報告もあります。若年男性にも多い疾患です。

主な症状は、会陰部(肛門と睾丸の間の奥)、睾丸、ペニス、下腹部の痛みや不快感です。残念ながら原因は分かっておりませんが、骨盤内の血流障害などによる骨盤内臓器の慢性虚血による慢性炎症が原因の一つであると考えられています。診断になかなか難渋する疾患ではありますが、慢性前立腺炎の診断で最も重要なことは、「慢性前立腺炎はあくまで除外診断である」ということです。

除外診断とは他の疾患を除外ができて初めて診断できる、ということです。治療は生活指導と薬物治療が中心となります。また、当クリニックでは自費診療で磁気治療も併用しております。当院ではCT・エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。

精巣の腫大

精巣上体炎

精巣(睾丸)の脇に位置する精巣上体に細菌が感染し、炎症を起こす疾患が精巣上体炎です。尿中の細菌が尿路から精子の通り道を通って精巣上体に入り込んで感染をします。主な症状は発熱、陰嚢の有痛性腫脹ですが、精巣捻転症ともの鑑別も難しい場合があります。

診断は、尿検査で尿中の細菌を確認する、超音波検査で陰嚢を調べるなどします。治療は薬物療法を行います。

 

精巣がん

精巣に発生するがんのことです。泌尿器科がんの中では珍しく、若い世代の男性に発症しやすいのが特徴です。主な症状は、痛みがみられない精巣の腫大です。

精巣がんが疑われる場合、超音波検査、CT検査、血液検査での腫瘍マーカーの確認を行います。当院ではCT・エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。精巣がんの可能性が高い場合は、確定診断を兼ねて、高位精巣摘除術(残念ながら針生検は禁忌となっており、精巣の摘出が必要となります)が行われます。下半身麻酔で30分程度の侵襲が少ない手術になりますが、侵襲が少ないとは言え手術療法にはなりますので、患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。

 

精索静脈瘤

精巣(玉)が腫れたと言って外来に来られる患者様の中には精索静脈瘤を患っていらっしゃる方々が多く見られます。精索静脈瘤とは、精巣やその上の精索部に静脈瘤が認められる状態のことです。

症状は基本的に無症状です。精索静脈瘤に罹ると、精巣の温度が上昇することにより、造精機能の低下につながります(男性不妊の原因の約40%)。この病気は手術で改善する場合が多く、精子の数や運動率が良くなれば、自然妊娠でお子さんを授かる方もいらっしゃいますので、早期発見、早期診断が必要ですが、当院ではCT・エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。治療は静脈を縛り、精巣への血液の逆流をなくす手術を行います。下半身麻酔で30分程度の侵襲が少ない手術になりますが、侵襲が少ないとは言え手術療法にはなりますので、患者様がご希望される医療機関にご紹介いたします。気軽にお申しつけください。

男性更年期障害(LOH症候群)

昨今テレビ番組などで取り上げられ、徐々に知名度を上げてきた男性更年期障害は、加齢による男性ホルモン(テストステロン)の低下によって起こり、LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)とも呼ばれます。

主な症状としては、いわゆる女性の更年期障害と似たような動悸、頭痛、発汗、ほてり、のぼせ、手足の痺れ、倦怠感、無気力、不眠、うつ等の症状や勃起障害をはじめとする性機能障害など、多様に現れてきます。診断は、主に問診と血液検査(テストステロン測定)で行います。治療法としては、減少した男性ホルモンを注射で補充する「男性ホルモン補充療法」(※保険適用にならないケースもありますが、その場合にはしっかりご説明いたします)が一般的です。

性機能障害(ED:勃起障害)

成人男性の5~20%程度がEDであるといわれています。精神的なものや身体に問題があり発症するケースなど原因は様々です。薬物治療が中心で、治療は自費診療となります。

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夜尿症(おねしょ)等小児泌尿器科疾患

6歳前後を過ぎてもおねしょをしてしまう病気です。通常、夜間は尿の生成が減少し、逆に膀胱に尿を貯める力は増加します。この働きによって、夜間に何度も尿意を感じることがないのですが、何らかの要因によりこの仕組みが未熟なためにおねしょをしてしまいます。この未熟さだけが原因であれば、薬物療法が著効する場合が多いのですが、その裏に大きな病気(有名なのが内分泌疾患等)が隠れている場合があります。当院ではCT・エコー等を設置しておりますので、お時間かからず、当院のみで精密検査を完結することができます。

その他の小児泌尿器科疾患(真性包茎、停留精巣、陰嚢水腫、膀胱尿管逆流症、水腎症など)につきましても丁寧にしっかり時間をかけて診察、説明をさせていただきます。